石川県が誇る最強の “映え” スポット『千里浜なぎさドライブウェイ』を紹介します。
千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜なぎさドライブウェイ は、石川県羽咋市と宝達志水町にまたがる全長8kmの砂浜です。
砂浜でありながら、なんと車で走れます。
波打ち際まで車が走れる日本で唯一の砂浜です。
能登半島の西海岸なので、日本海に夕日が沈む絶景が楽しめます。
写真映えを狙って観光客が押し寄せる、全国的にもメジャーなスポットです。
千里浜なぎさドライブウェイの表側
千里浜なぎさドライブウェイ には入口が数か所ありますが、レストハウスのある北端の千里浜北口から入るのが王道です。
砂浜へ出ると、どこまでも続く海岸線が望めます。
波が穏やかなら波打ち際まで車を乗り入れることができます。
車が走れるのは約8kmの区間ですが、千里浜そのものはもっと続きます。
九十九里浜(千葉)に次いで、日本で2番目に長い砂浜です。
名前は10倍長いんですけどね…
千里浜なぎさドライブウェイの裏側
と、まあ、映える写真はSNSに散々アップされている方々にお任せするとして、ここでは 千里浜なぎさドライブウェイ の裏側を見てみましょう。
みなさんがあまり気にしない海の反対側には、小高い丘が続いています。
丘にはアカウミガメの産卵を記念(?)する碑が建てられています。
そういえば子供の頃、この辺りで産卵を終え海目前で力尽きたウミガメの亡骸を見つけたことがありました。
地元のテレビ局だったか新聞社だったかの取材を受けたのを記憶しています。
あのウミガメには、こんな日本海が見えていたのでしょうね。
ウミガメの丘を登ると防災林が広がっています。
映えないので誰も来ないでしょ、こんなところ。
海だけ見ていると美しいのですが、砂浜には★んだ魚が転がっていました。
周りを見ると、結構ゴミも散乱しています。
主に朝鮮半島から流れ着いた漂流物です。
砂浜そのものも波の浸食を受けてだいぶ狭くなってきているそうです。
なんとなく千里浜が狭くなったと感じたのは、僕の体が大きくなったからだけではなかったのですね。
千里浜を守って!!
年々狭くなる砂浜を守るため、羽咋市と宝達志水町では千里浜の保全に努めています。
ふるさと納税で保全活動への寄付もできます。
返礼品はありませんが、大切な千里浜を守るために皆さんの力を貸してください。
アクセスと周辺のスポット
千里浜なぎさドライブウェイ へは金沢から車で1時間ほど。
南端の 今浜口 または、北端の 千里浜北口 は のと里山海道(無料)からアクセスしやすいです。
能登千里浜レストハウス
千里浜北口のすぐそばにあるレストハウスです。
能登の新鮮な魚介類を使った浜焼きが味わえ、特に牡蠣のシーズンにはメチャクチャ混みます。
道の駅 のと千里浜
千里浜北口近くにあります。
車の下回り洗浄コーナーがあるので、砂浜を走ったあとに立ち寄るといいでしょう。
ユーフォリア千里浜
天然温泉にサウナやプールが併設されている温泉施設です。
昔ながらの畳の休憩所がくつろげます。
料金もリーズナブルなので、海で遊んだあとにどうぞ。
モーゼパーク(モーゼの墓)
石川県が誇る迷スポット『モーゼパーク』へは、今浜口から道なりに進むとたどり着けます。
伝説の眠る森で悠久の風を感じてみませんか。
スポット名 | 千里浜なぎさドライブウェイ |
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住所 | 〒925-0054 石川県羽咋市千里浜町(千里浜北口) 〒929-1344 石川県羽咋郡宝達志水町今浜(今浜口) |
連絡先 | 0767-22-1118(羽咋市商工観光課) 0767-29-8250(宝達志水町商工観光課) |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 24時間 |
駐車場 | あり(砂浜に停められます) |
アクセス | のと里山海道「千里浜IC」から車で約30秒 のと里山海道「今浜IC」から車で約1分 |
詳細 | 羽咋市商工観光課 宝達志水町商工観光課 |
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