何枚だ?千枚だ!【白米千枚田】世界農業遺産の景色

奥能登の名勝『白米千枚田』を紹介します。
2011年に “世界農業遺産” に認定されたグローバルメジャーなスポットです。

白米千枚田

白米千枚田は石川県輪島市にある棚田です。

田んぼだけに “はくまい” と読まれがちですが、正しくは “しろよねせんまいだ” です。

日本海に面した崖に、たくさんの小さな田んぼが重なる風景は絶景です。

隣接する『道の駅・千枚田』の脇から千枚田内を散策できます。

道の駅の駐車場からいきなりこの景色が望めます。

名前のとおり本当に1,000枚（公式には1,004枚）の田んぼが重なります。

この日はゴールデンウイークの田植え直後でした。
稲が育てば緑が映え、さらに絶景に磨きがかかります。

オタマジャクシも元気に泳いでいます。
これぞ日本の原風景ですね。

海を見下ろすと転げ落ちそうになります。

この先はヘアピンカーブです。
勢いをつけすぎると崖下へ真っ逆さまです。

足元に気をつけつつ海岸まで下ります。

この日は日本海らしからぬ青く澄んだ海を拝めました。

海岸から千枚田を見上げます。
下から見ると…、よくわかりません。

曲がった木がいい味を出しています。

千枚田はどこを撮っても絵になりますね。

白米千枚田には棚田のオーナー制度があります。

年会費2万円で “マイ田んぼ” が1枚持てます。
オーナー特典として、収穫米10Kgと地産の山菜の佃煮が頂けます。

耕作作業（田植え・草刈り・稲刈りなど）が年7回ありますが、参加は義務ではありません。
都合のいいときに参加でOKで、田んぼの管理は基本的に白米千枚田愛耕会の方々が行ってくださいます。

元総理大臣とその息子で元環境大臣の “マイ田んぼ” もありました。

ちなみに、息子の田んぼのほうが大きかったです。

白米千枚田へは金沢から車で約3時間、国道249号線をひたすら北上します。
道の駅の駐車場に停められれば最も近いのですが、行楽シーズンはすぐ満車になってしまいます。
そのときは近隣の港などに臨時駐車場が設けられシャトルバスが出ているので、そちらを利用しましょう。